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1995年1月17日の阪神大震災を機に始まった識字教室「ひまわりの会」が14日、神戸市立長田公民館で26年間の活動を振り返る集会を開いた。教室で字の読み書きを学ぶ「学習者」や支援者ら約70人が参加。元夜間中学教員で発足当初から活動を支え、2021年に85歳で亡くなった桂光子さんを追悼し、「学びを求める人がいる限り火は消せない」と継続的な活動を改めて決意した。
戦争や貧困などから学校に通えず、読み書きができない人が阪神大震災では、避難所の生活情報を理解できなかったり、罹(り)災証明書などの行政手続きで困ったりした問題があった。桂さんらが中心となり、震災翌年の96年9月に神戸市長田区で活動は始まった。学習者に寄り添い続けた桂さんだが、21年5月に新型コロナウイルスで亡くなった。
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