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「れいわローテ」はたらい回し? 参院比例議員、後任奇策の疑問

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水道橋博士氏の議員辞職について説明するれいわ新選組の山本太郎代表(右)ら。左は繰り上げ当選する見通しの大島九州男氏=国会内で2023年1月16日午前
水道橋博士氏の議員辞職について説明するれいわ新選組の山本太郎代表(右)ら。左は繰り上げ当選する見通しの大島九州男氏=国会内で2023年1月16日午前

 れいわ新選組の水道橋博士参院議員(60)が16日、議員辞職した。同日記者会見した山本太郎代表(48)は、水道橋博士氏の残りの任期5年半について、比例で落選した5人が、議員任期を1年ごとに交代する「れいわローテーション」を導入すると発表した。異例の試みに、識者は「参院議員に期待される役割は果たせないのでは」と指摘する。

 水道橋博士氏は22年11月、うつ病であることを公表し、議員活動を休止していた。

 山本代表は会見で、水道橋博士氏の主治医から「博士の判断は不調による極端な判断ではない」などと見解を得たことを踏まえ、水道橋博士氏が強く希望する辞職を受け入れた、と説明した。

 一般的に辞職に伴う後任は、比例名簿の次点が繰り上がる。だが、山本代表は「博士の残してくれた議員の任期を、より有効に活用させていただく」と説明。比例名簿に基づき、次点だった大島九州男氏(61)を繰り上げるが、大島氏は1年後に議員辞職し、比例名簿順の「繰り上げ当選」「議員辞職」を繰り返していくという。

 ローテ該当者として、…

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