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2022年8月に北九州市小倉北区の旦過(たんが)市場一帯で起きた火災で全焼した老舗映画館「小倉昭和館」が、焼失前と同じ場所で再建されることになった。昭和館の樋口智巳(ともみ)館主(62)が18日、記者会見で明らかにした。23年4月に着工し、同12月の開業を目指す。
1939(昭和14)年創業の昭和館は、市内に唯一残る個人経営の映画館。2面のスクリーンを備え、福岡県内に現存する最古の映画館だったが、22年4月に続き市場一帯を襲った2度目の大規模火災で焼失した。
被災後には、再建を求める約1万7000筆の署名が全国から集まり、樋口館主と地権者との間で再建に向けた協議が続いていた。
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