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中学受験描く人気漫画「二月の勝者」 本当の「サクラ咲く」とは

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「二月の勝者-絶対合格の教室-」の単行本第9巻。悪い意味での狂気について、黒木が説明する場面Ⓒ高瀬志帆/小学館「週刊ビッグコミックスピリッツ」連載中
「二月の勝者-絶対合格の教室-」の単行本第9巻。悪い意味での狂気について、黒木が説明する場面Ⓒ高瀬志帆/小学館「週刊ビッグコミックスピリッツ」連載中

「君達が合格できたのは、父親の『経済力』。そして、母親の『狂気』」

 「君達が合格できたのは、父親の『経済力』。そして、母親の『狂気』」。中学受験のリアルが描かれた人気漫画「二月の勝者―絶対合格の教室―」(高瀬志帆作)は、受験に挑む親のバイブルとも言われる。主人公の塾講師は冒頭のようにドキリとするセリフを吐くが、昨年12月発売の回で初めて、「親の狂気」の真意が明かされた。一体、それは何なのか。教育ジャーナリストのおおたとしまささん(49)とともに読み解いた。

 「二月の勝者」は、2017年12月から週刊ビッグコミックスピリッツ(小学館)で連載中で、第16巻までの単行本は累計300万部を突破。21年には、俳優の柳楽優弥さん主演でテレビドラマ化され、話題となった。

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