特集

ウクライナ侵攻

ロシアによるウクライナへの軍事侵攻から1年。長期化する戦闘、大きく変化した国際社会の行方は……。

特集一覧

プーチン氏「ロシア人の結束」訴え ナチス戦「80年」イベント出席

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
レニングラード攻防戦から80周年の節目に、退役軍人らと対話するプーチン露大統領=サンクトペテルブルクで2023年1月18日、スプートニク通信・ロイター
レニングラード攻防戦から80周年の節目に、退役軍人らと対話するプーチン露大統領=サンクトペテルブルクで2023年1月18日、スプートニク通信・ロイター

 プーチン露大統領は18日、第2の都市サンクトペテルブルク(旧レニングラード)を訪れ、第二次大戦時にナチスドイツが同地を包囲した攻防戦に関するイベントに出席した。プーチン政権はナチスとの戦争とウクライナ侵攻を重ね合わせ、現在の軍事侵攻を正当化するとともに、国民に戦いの継続と協力を訴えている。

 レニングラードでは1941年9月からナチスによる包囲が始まり、44年1月に解放されるまで2年4カ月の戦闘が続き、100万人を超す市民が死亡したとされている。ロシア大統領府は43年1月18日に包囲網が破られ始めたとして、この日を「80年の記念日」と位置づけた。

 レニングラード出身のプーチン氏の家族では、父親が攻防戦に従軍したほか、母親が救護活動に当たったという。また、兄が包囲されていた時期に死亡しており、プーチン氏は毎年のように攻防戦に関するイベントに参加してきた。

この記事は有料記事です。

残り777文字(全文1158文字)

【ウクライナ侵攻】

時系列で見る

関連記事

あわせて読みたい

マイページでフォローする

この記事の特集・連載
すべて見る

ニュース特集