障害のある子も空の旅楽しんで さいたまで疑似体験 CA役は短大生 /埼玉

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機内で実際に使われているカートを使ってドリンクを提供する戸板女子短期大学の学生ら=さいたま市北区日進町1で、2022年12月28日、山崎恵利花撮影
機内で実際に使われているカートを使ってドリンクを提供する戸板女子短期大学の学生ら=さいたま市北区日進町1で、2022年12月28日、山崎恵利花撮影

 障害のある子どもたちに飛行機で旅する楽しさを感じてもらおうと、さいたま市北区の放課後等デイサービス「ScatKids日進」(吉田真太代表)で、空の旅の疑似体験イベント「エアラインカフェ」が開かれた。

 主に知的障害や発達障害を持つ小学1年~高校3年までの子ども16人が参加。戸板女子短大(東京都)の協力で、客室乗務員を目指す1年生8人がキャビンアテンダント(CA)役を務めた。

 ScatKids玄関でCAの制服姿の学生に笑顔で迎えられた子どもたちは、職員から受け取ったロサンゼルス行きの手作りチケットで「搭乗」。同短大の有田りな講師の指導のもと、実際に機内に備えられているものと同じ救命胴衣を使った機内安全設備のアナウンスや、機内食用のカートを用いたドリンクサービスを体験した。

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