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ウクライナ侵攻

ロシアによるウクライナへの軍事侵攻から1年。長期化する戦闘、大きく変化した国際社会の行方は……。

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「北朝鮮がロシアの民間軍事会社に兵器供給」アメリカが画像公開

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2022年11月18日、北朝鮮との国境を移動するロシアの鉄道車両を衛星で撮影した画像。米政府が、北朝鮮がロシアの民間軍事会社「ワグネル」に兵器を供給した証拠写真として23年1月20日に公開した=米ホワイトハウス提供
2022年11月18日、北朝鮮との国境を移動するロシアの鉄道車両を衛星で撮影した画像。米政府が、北朝鮮がロシアの民間軍事会社「ワグネル」に兵器を供給した証拠写真として23年1月20日に公開した=米ホワイトハウス提供

 米国家安全保障会議(NSC)のカービー戦略広報調整官は20日の記者会見で、北朝鮮がロシアの民間軍事会社「ワグネル」に兵器を供給した証拠とする衛星画像を公開した。ワグネルは囚人らを雇い兵として組織してロシアのウクライナ侵攻に参加。前線に部隊を派遣し影響力を強めている。カービー氏は、米財務省がワグネルを「国際犯罪組織」に指定するなどし、制裁を強化することも明らかにした。

 米政府は北朝鮮がワグネルに歩兵用ロケットやミサイルを提供したと断定しており、北朝鮮やワグネルは否定していた。衛星画像は、ロシアの鉄道車両5両が昨年11月18日に北朝鮮に入る様子を写したものといい、翌日に輸送用コンテナを積んでロシアに戻ったという。情報は国連安全保障理事会・北朝鮮制裁委員会の専門家パネルと共有しているとした。

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