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ウクライナ侵攻

ロシアによるウクライナへの軍事侵攻から1年。長期化する戦闘、大きく変化した国際社会の行方は……。

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ドイツ製戦車の供与、結論出ず 独が慎重 ウクライナ支援国会合

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ドイツ製戦車「レオパルト2」=ドイツ・ハノーバー付近で2011年9月、AP
ドイツ製戦車「レオパルト2」=ドイツ・ハノーバー付近で2011年9月、AP

 ロシアの侵攻を受けるウクライナの防衛支援を協議する関係国会合は20日、焦点となったドイツ製戦車「レオパルト2」の供与について結論を出せないまま終了した。この戦車をウクライナに提供するには、製造国ドイツの承認が必要だが、会合に出席したピストリウス独国防相は記者団に、「判断がいつ下され、それがどのような内容になるかは今日の段階では言えない」と語った。

 会合は、ドイツ西部のラムシュタイン米軍基地で開かれ、欧米を中心に約50カ国の国防幹部が参加した。レオパルト2は攻撃力が高く欧州などの十数カ国が計2000両以上を保有する。ポーランドやフィンランドは供与に意欲的で、ウクライナのゼレンスキー大統領もドイツに承認を要求していた。

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【ウクライナ侵攻】

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