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「表現者」フィギュア田中刑事 引退後に歩み出した2本の道

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平昌五輪の男子フリーで演技する田中刑事さん=韓国・江陵アイスアリーナで2018年2月17日、手塚耕一郎撮影
平昌五輪の男子フリーで演技する田中刑事さん=韓国・江陵アイスアリーナで2018年2月17日、手塚耕一郎撮影

 「表現者」が新たな道を歩んでいる。フィギュアスケート男子の2018年平昌オリンピック代表、田中刑事さん(28)は現役引退直後から「二刀流」への挑戦を始めた。

景色が180度変わった

 22年4月、田中さんは自身のSNS(ネット交流サービス)で現役引退を発表し、「ふたつのキャリアを両立させることで双方に相乗効果をもたらしたい」と抱負をつづった。次なる舞台として選んだのは「指導者」、そしてアイスショーなどに出演する「プロスケーター」だった。

 ひょうご西宮アイスアリーナ(兵庫県)を拠点に、長光歌子、淀粧也香(よど・さやか)両コーチのもとでアシスタントコーチに就任した。「長い競技生活の中で経験した成功や失敗を通して、スケートの楽しさや技術を伝えたい」と小さい頃からの夢だった指導者としての第一歩を踏み出した。

 「1年目からたくさんの試合に同行させてもらい、ありがたすぎる環境です」。指導者としての日々は充実感に満ちている。「自分がしっかり滑って終わればよい」という感覚だった現役時代に比べて「180度反対側にいるくらい」見える景色が変わった。

 試合の時は…

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