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事故や災害時警察、消防に医療情報 人目の付く場所に保管して
NPO法人「県腎臓病協議会」(佐賀市天祐1)は、人工透析患者が緊急時に警察や消防に透析を受けていることやかかりつけの施設などの情報を速やかに伝えられるよう「じんじんレスキューカード」を作成した。【斎藤毅】
透析患者は週3回通院し、1回4~6時間の透析を受けなければならない。高齢者や一人暮らしの患者も増えており、事件事故や災害の際に正確な医療情報を伝え、適切な処置を受けられるようにとカードを作った。
カードは往復はがき大で二つ折りになり、表には「じんじんレスキューカード」「この中に医療情報があります」などと印刷され、裏にはかかりつけ施設の連絡先や腕などに造設した透析に必要な「シャント」という血管の回路の場所を記入する。また、内側には名前や住所、緊急連絡先など患者情報を書き込むようになっている。
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