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「第77回毎日映画コンクール」の受賞作・者が決まった。選ばれた作品、俳優、スタッフは2022年の日本映画を代表する「顔」。今回は俳優部門の受賞者に喜びや作品への思いを聞いた。=次回は31日掲載
◆男優主演賞 「土を喰らう十二ヵ月」 沢田研二
老境を滋味深く
久々のスクリーン復帰。公開は2021年の「キネマの神様」が先だったが、それ以前から「土を喰らう十二ヵ月」の撮影は始まっていた。映画出演は06年以来だ。
信州で1年間の季節の移り変わりを追いかけて撮影。自然の中で生を慈しむ老境の作家を、滋味深く演じた。長くメディアへの露出を控えていたが、受賞に際してビデオメッセージを寄せた。「驚きました。賞には縁がないと思っていました。この年になっていただくと、まだがんばらないといけないなと思いました」
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