SDGs、ゲームで体感 県内事例使用 協力して達成目指す 授業、研修での活用も /埼玉

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参加者にルールを説明する宮内清登さん(中央)=さいたま市大宮区桜木町1で2023年1月19日、山崎恵利花撮影
参加者にルールを説明する宮内清登さん(中央)=さいたま市大宮区桜木町1で2023年1月19日、山崎恵利花撮影

協力して達成(ゴール)目指す

 SDGs(持続可能な開発目標)を身近な取り組み事例で楽しく学べる体験型ゲーム「埼玉県版ふるさとSDGsボードゲーム」が完成し、武蔵野銀行本店の地域創生スペース「M′s SQUARE」(さいたま市大宮区)で披露された。

 ゲームは未来技術推進協会(草場壽一代表)が開発。県版には、県内の企業や行政、団体、学校などの実践例が盛り込まれている。同協会認定上級ファシリテーターの宮内清登さん(57)ら有志26人のプロジェクトメンバーが、クラウドファンディングなどを利用し、2022年末に完成させた。

 披露会では、自治体や企業の担当者ら約60人が、4、5人ずつのグループに分かれてゲームを体験。各プレーヤーが大企業、中小企業、慈善団体などの役割になり、県内で実際にあった課題解決事例に基づく「ミッションカード」を使用して、それぞれの立場で協力し、30年(SDGs達成期限)までの限られた時間や年間予算の制限内で、SDGsの17目標(ゴール)達成とプレーヤーのランクアップを目指す。プレーヤーはにぎやか…

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