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「セリエA発アウシュヴィッツ行き」 ホロコーストの犠牲になったサッカー監督の半生 差別の不条理と恐怖伝える

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「セリエA発アウシュビッツ行き」の翻訳をした小川光生さん=大阪市北区で2023年1月13日、望月亮一撮影
「セリエA発アウシュビッツ行き」の翻訳をした小川光生さん=大阪市北区で2023年1月13日、望月亮一撮影

 サッカーのワールドカップ(W杯)カタール大会直前の昨年10月、イタリア・ファシズム政権下のサッカー史に光を当てた翻訳本が出版された。イタリアのサッカー界で活躍をしていたユダヤ系ハンガリー人の名監督が、ホロコースト(ユダヤ人大虐殺)の犠牲となっていく過程を克明に追った一冊だ。訳者の小川光生さん(52)に日本語で書籍化されるまでの思いを聞いた。

 タイトルは「セリエA発アウシュヴィッツ行き――悲運の優勝監督の物語」(マッテオ・マラーニ著、光文社刊)。サッカー好きの記者は一気に読み終えた。なじみの薄かったイタリア・ファシズム史や恐怖がひしひしと伝わってくる。小川さんもそうだったという。

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