偽情報対策組織の整備へ 2024年度以降、内閣官房に設置で調整

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松野博一官房長官 拡大
松野博一官房長官

 松野博一官房長官は25日午前の記者会見で、外国による偽情報に政府横断で対応する新組織を整備する考えを明らかにした。昨年末に改定した国家安全保障戦略に基づく措置で、偽情報の拡散への対処能力を強化する。2024年度以降、内閣官房に設置する方向で調整する。

 松野氏は「偽情報の拡散は、普遍的価値に対する脅威であるのみならず、安全保障上も悪影響をもたらし得る」と指摘。「外国による偽情報に関する情報の集約、分析、対外発信の強化、政府外の機関との連携の強化のための新たな体制を政府内に整備する」と述べた。

 偽情報の拡散を巡っては、自国に有利な国際世論を形成するために国家が関与している事例も指摘されており、対策の強化を求める声が強まっていた。【村尾哲】

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