アマゾンがアメリカで薬のサブスク開始 プライム特典で月5ドル

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米ネット通販大手アマゾン・コム本社=米西部シアトルで2017年9月、清水憲司撮影 拡大
米ネット通販大手アマゾン・コム本社=米西部シアトルで2017年9月、清水憲司撮影

 米アマゾンは24日、高血圧、糖尿病、不安症などの処方箋薬を、月5ドル(約650円)で無制限に利用できるサブスクリプション(定額利用)サービスを米国で始めた。約50種類の低価格のジェネリック医薬品(後発薬)が対象で、自宅への送料も無料とする。月額14・99ドルで商品配送無料などのサービスを受けられる「アマゾンプライム」の特典に加える。

 アマゾンは新型コロナウイルスの感染拡大で遠隔医療の需要が強まった2020年に、オンラインで処方箋薬を販売するサービスを米国で開始。遠隔診療などで医者が発行した電子処方箋に基づき、アマゾンが運営するオンライン薬局「アマゾンファーマシー」が必要な薬を販売し、患者の自宅へ配送する。医師や薬剤師と接触することなく薬を受け取れる仕組みが既に整っており、薬のサブスクで更にサービスの価値を高める。日本などで同様のサービスを始めるかは未定。

 アマゾンファーマシーのジョン・ラブ副社長は「対象となる医薬品に毎月10ドル支払っている顧客は50%負担が軽くなる。薬局に行く手間も省ける」としている。【ワシントン大久保渉】

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