盲導犬の代わりに「AIスーツケース」 全盲の開発者が屋外で実演
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盲導犬のように視覚障害者を誘導する自動ロボット「AIスーツケース」を開発している全盲の研究者で、日本科学未来館(東京都江東区)館長の浅川智恵子さんが26日、屋外での初の実演に挑戦した。浅川さんは「普段はまっすぐ歩くことにも気を付けている。こんなに気軽に駅に行けるのかと感動した」と喜んだ。
AIスーツケースは浅川さんが発案し、企業の協力を得て2017年に開発が始まった。目的地をセットすると、カメラやレーザー光によるセンサーで障害物を自動的に回避しながら進む。ヘッドホンからはナビ音声も流れる…
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