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相棒は双眼鏡

毎朝、馬の調教を見る際に欠かせない双眼鏡。競馬ライターの井内利彰さんがコラムを通じて、競馬の魅力に迫ります。

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「走る馬」はこうして見分ける 井内利彰さんが教えるパドックのコツ

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有馬記念を制したイクイノックスとクリストフ・ルメール騎手=千葉県船橋市の中山競馬場で2022年12月25日、幾島健太郎撮影
有馬記念を制したイクイノックスとクリストフ・ルメール騎手=千葉県船橋市の中山競馬場で2022年12月25日、幾島健太郎撮影

 今月10日に「2022年度JRA賞」が発表され、年度代表馬にイクイノックスが選出された。パンサラッサの大逃げをきっちり捕まえた天皇賞・秋、2着以下を完封して圧巻の強さを見せた有馬記念。GⅠで挙げた2勝のインパクトは大きく、現地でレースを見た方なら納得の受賞だろう。

 そう、無観客でレースが行われた時期を思えば、22年は競馬場への入場制限がかなり緩和された。また今年はさらに気軽に競馬場へ足を運んでいただきやすくなっている。関西圏にお住まいの方なら4月にリニューアルオープンが予定されている京都競馬場に行くことを楽しみにしているファンもいらっしゃるだろう。

 競馬場に行くからこそ、できる予想方法が「パドック」。もちろん競馬中継などを通じて、画面で見ることができるパドックではあるが、それはあくまで「平面的」に伝わってくるものしかない。

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