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第72期王将戦

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第72期王将戦七番勝負

第2局 羽生、正確な読み光る 解説・稲葉陽八段

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感想戦で対局を振り返る挑戦者の羽生善治九段(右)と藤井聡太王将=大阪府高槻市の山水館で22日、三村政司撮影
感想戦で対局を振り返る挑戦者の羽生善治九段(右)と藤井聡太王将=大阪府高槻市の山水館で22日、三村政司撮影

 藤井聡太王将(20)に羽生善治九段(52)が挑戦する第72期ALSOK杯王将戦七番勝負(毎日新聞社、スポーツニッポン新聞社主催)第2局は21、22の両日、大阪府高槻市の温泉旅館「山水館」で指され、羽生九段が101手で勝ち、対戦成績を1勝1敗のタイとした。終局間際は藤井王将の10回連続の王手をかわすスリリングな展開になったが、終わってみれば持ち時間を1時間以上残しての会心の勝利。羽生九段の正確な読みが光った一局を稲葉陽八段の解説で振り返る。【新土居仁昌】

 5期連続で王将戦の舞台となった山水館。2024年秋にはJR高槻駅そばに新しい関西将棋会館が建設される予定で、高槻市は「将棋のまち」として知られる存在に。今期は「藤井―羽生戦」のゴールデンカードとあって大盤解説会場にも熱気があふれ、盛り上がりを見せた。

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【第72期王将戦】

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