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第95回記念選抜高校野球大会の選考委員会が27日に開かれ、21世紀枠3校を含む出場36校が決まった。
記念大会にふさわしく、全国から魅力的な選手が甲子園にやってくる。全体としては好投手が目立つのが今回の特徴だ。
最大の注目は、大阪桐蔭の左腕・前田悠伍投手(2年)。優勝した昨春のセンバツ、8強入りした昨夏の甲子園でも下級生ながらエース格だった。手元で伸びる最速148キロの直球に加え、チェンジアップ、スライダー、ツーシームなどの変化球を操る。今秋のドラフトでも上位候補の呼び声が高い逸材だ。
前田投手をしのぐ球速を持つのが専大松戸(千葉)のエース平野大地投手(2年)だ。社会人野球の川崎製鉄千葉(現・JFE東日本)で活躍した父を持つ右腕は、ストレートが最速151キロを誇る。三振奪取能力にも秀でる。
仙台育英(宮城)の右腕・高橋煌稀(こうき)投手(2年)は、東北勢として初の甲子園制覇を果たした昨夏も140キロ台の速球を持ち味とし、主力として活躍した。決勝では八回からリリーフし、歓喜の瞬間にマウンドに立っていた。
野手では昨春から前田投手と同様に、下級生ながら注目を集めた広陵(広島)の真鍋慧(けいた)選手(2年)がセンバツに帰ってくる。新チーム発足後も本塁打を量産し、もともと優れていた飛距離はさらに進化した。敗れはしたが、大阪桐蔭との明治神宮大会決勝で放った右翼席中段へのアーチは滞空時間も長く、圧巻の一発だった。
大会ナンバーワン捕手の呼び声が高いのは、報徳学園(兵庫)で主将も務める堀柊那(しゅうな)選手(2年)。強肩で盗塁阻止率が高く、打者としても打率4割超で、チームの要となっている。
仙台育英で4番を務める斎藤陽(ひなた)選手(2年)は身長166センチと小柄ながらパンチ力があり、昨秋の公式戦では11試合で10打点を挙げた。【岸本悠】
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