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第95回センバツ高校野球

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近畿7校目は社 天理に打ち勝った打力評価 センバツ選考経過

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次々と出場校が決まった第95回記念選抜高校野球大会の選考委員会総会=大阪市北区の毎日新聞大阪本社オーバルホールで2023年1月27日午後3時55分、北村隆夫撮影 拡大
次々と出場校が決まった第95回記念選抜高校野球大会の選考委員会総会=大阪市北区の毎日新聞大阪本社オーバルホールで2023年1月27日午後3時55分、北村隆夫撮影

 第95回記念選抜高校野球大会の出場36校を決める選考委員会が27日にあり、近畿地区は昨秋の明治神宮大会を2年連続で制した大阪桐蔭や近畿大会準優勝の報徳学園(兵庫)などが選ばれ、「神宮大会枠」の7枠目には社(やしろ、兵庫)が選出された。

 昨秋の近畿大会4強が順当に選ばれた。優勝の大阪桐蔭は高校生ナンバーワン左腕・前田悠伍を柱とし、140キロ超の投手をそろえ、攻撃力も強打に機動力を兼ね備えており、投攻守で総合力が高かった。

 準優勝の報徳学園は身長187センチ右腕の盛田智矢と1年生右腕の間木歩が安定し、近畿大会4試合で13盗塁と機動力を絡めた攻撃は破壊力抜群だった。智弁和歌山は近畿大会3試合で5本塁打、20得点の打線は全国レベルだと強調され、龍谷大平安は正確な犠打や機動力などを駆使した多彩な攻撃が評価された。

 5校目の履正社は経験豊富な左腕・増田壮を中心に左右の好投手がそろい、打線も1番・西稜太ら長打力のある打者が多いと判断された。6校目の彦根総合は近畿大会準々決勝で大阪桐蔭に前半は互角以上の戦いを繰り広げたことが評価された。

 神宮大会枠で得た7校目には社を選出した。近畿大会の準々決勝で智弁和歌山にコールド負けしたが、1回戦で奈良1位の天理に打ち勝ったところを評価された。【大東祐紀】

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