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第95回センバツ高校野球

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九州王者・沖縄尚学「はつらつプレー」で3度目V狙う センバツ

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センバツ出場が決まり喜ぶ沖縄尚学の選手たち=那覇市で2023年1月27日午後5時11分、喜屋武真之介撮影
センバツ出場が決まり喜ぶ沖縄尚学の選手たち=那覇市で2023年1月27日午後5時11分、喜屋武真之介撮影

 第95回記念選抜高校野球大会の出場校を決める選考委員会が27日開かれ、沖縄尚学が9年ぶり7回目の出場を決めた。

 沖縄尚学では選手や保護者らが学校講堂のスクリーンで出場校発表の様子を見守った。校名が発表された後、選手たちはクラッカーを鳴らして祝った。

 センバツ出場は8強入りした第86回大会(2014年)以来で9年ぶり。主将の佐野春斗(2年)は「感謝の気持ちを忘れることなく、はつらつとしたプレーで優勝を目指す」と決意を語る。

 沖縄尚学は第71回大会(1999年)で沖縄県勢として初優勝した。この時エースだった比嘉公也監督が、第80回大会(08年)で2度目の優勝に導いた。

 右腕の照屋希空(のあ、2年)は、初優勝時に比嘉監督との二枚看板として活躍した照屋正悟さんの息子。父が頂点に立ったセンバツを「目標にしてきた舞台。センバツで相手を抑えられる投手になりたい」と心待ちにする。

 昨秋の九州大会では準々決勝、準決勝と続けてサヨナラ勝ちするなど勝負強さが光り優勝を果たした。だが明治神宮大会では、準々決勝で仙台育英(宮城)に九回に4点差を逆転されてサヨナラ負けと悔しさを味わった。

 比嘉監督は「改めて一球の重みを共有し、いかに練習の質を高めていけるかに重きを置いている。一つでも多く勝って喜んでもらえるように、残された時間を取り組んでいく」。九州王者として、3度目のセンバツ制覇に挑む。【黒澤敬太郎】

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