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第95回センバツ高校野球

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大阪桐蔭、昨夏の雪辱誓う エース前田悠伍「球質上げる」 センバツ

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センバツ出場が決まり、喜ぶ前田悠伍投手(手前)ら大阪桐蔭の選手たち=大阪府大東市で2023年1月27日午後4時27分、川平愛撮影
センバツ出場が決まり、喜ぶ前田悠伍投手(手前)ら大阪桐蔭の選手たち=大阪府大東市で2023年1月27日午後4時27分、川平愛撮影

 第95回記念選抜高校野球大会の出場校を決める選考委員会が27日開かれ、大阪桐蔭が4大会連続14回目の出場を決めた。

 大阪桐蔭では、選出をライブ中継で確認した今田悟校長がグラウンドでナインに「おめでとう。センバツの優勝旗をもう一度持ち帰ってきてほしい」とエール。選手たちは引き締まった表情でうなずいた。

 昨年のセンバツで4年ぶり4回目の優勝を果たし、今大会は連覇が懸かる。主将で最速148キロを誇るエース左腕・前田悠伍は「素直にうれしい。本番までにキレや伸びといった球の質を上げていきたい」と意気込んだ。

 春夏連覇が懸かった昨夏の甲子園では、準々決勝で下関国際(山口)に敗れた。その悔しさもバネに、新チームは昨秋の明治神宮大会で大会初となる連覇を達成。前田の力投と徳丸快晴、南川幸輝らの打撃がかみ合った。西谷浩一監督は「甲子園では喜びも悔しさも味わってきた。個の力ではなく、全員の力を合わせたしぶとい野球で日本一を目指したい」と話す。

 昨夏の下関国際戦に2年生ながら登板した前田も「夏の経験から粘りの投球を意識している。簡単に走者を出さない、追い込んでから甘い球を投げないといった、相手に点を与えない投球で一戦一戦頑張りたい」と力強く語った。【木村敦彦】

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