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第95回センバツ高校野球

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兄が立てなかった大舞台 大分商・渡辺「気持ち背負って」 センバツ

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センバツ出場を決め、喜ぶ大分商の渡辺公人選手(中央)=大分市で2023年1月27日午後4時53分、矢頭智剛撮影
センバツ出場を決め、喜ぶ大分商の渡辺公人選手(中央)=大分市で2023年1月27日午後4時53分、矢頭智剛撮影

 第95回記念選抜高校野球大会の出場校を決める選考委員会が27日開かれ、大分商の3年ぶり7回目の出場が決まった。

 大分商は新型コロナウイルスの影響で中止になった第92回大会以来の選出。中堅手の渡辺公人(きみひと)は、当時のメンバーだった兄温人(はるひと)さん(20)の分まで活躍を誓う。温人さんも渡辺と同じ中堅手のレギュラーだったが、センバツの舞台には立てなかった。卒業後は、関東の大学で野球を続けている。

 昨秋の九州地区大会で大分商が4強入りしてセンバツ出場に近づいた際は、温人さんから渡辺にLINE(ライン)で「おめでとう、次も勝てよ」と祝福のメッセージが送られてきた。渡辺は「兄の気持ちを背負って頑張りたい」と声を弾ませた。【神山恵】

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