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第95回センバツ高校野球

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初出場の光 憧れの地で「覚悟と執念」の1勝誓う センバツ

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センバツ初出場が決まり、ポーズを取る光の選手たち=山口県光市で2023年1月27日午後4時36分、上入来尚撮影 拡大
センバツ初出場が決まり、ポーズを取る光の選手たち=山口県光市で2023年1月27日午後4時36分、上入来尚撮影

 3月18日開幕の第95回記念選抜高校野球大会に出場する36校が27日、決まった。九州・山口からは、昨秋の九州地区大会で優勝した沖縄尚学、準優勝の長崎日大、ベスト4の海星(長崎)、大分商の4校と、中国地区大会準優勝の光(山口)が選出された。光は初出場。長崎県内からは初めて2校が選ばれた。大分商は新型コロナウイルスの影響で中止になった2020年の第92回大会以来の選出で、3年越しの大舞台に挑む。

 ネット中継で校名が呼ばれた瞬間、光の選手らは一斉に頰を緩めた。夏は1993、94年に連続出場しているが、春は初出場。夏はいずれも初戦で敗れただけに、選手らは同校初の甲子園1勝を誓った。

 光は近年、県上位校の壁にはね返されてきた。しかし2022年秋は県大会3位。29年ぶりの中国地区大会では浜田(島根)、創志学園(岡山)を連破し、準決勝では山口県大会優勝の高川学園も破って堂々の準優勝を果たした。

 躍進の原動力となったエースで主将の升田早人投手(2年)は「憧れの地で野球をできることに感謝しながら試合をしたい。覚悟と執念で一体感のあるチームをつくりたい」と話した。

 4番の藤井啓輔選手(同)は「憧れの場所で活躍したい。明日からエンジンをかけて頑張りたい」、岡本一颯(いっさ)選手(同)も「勝って校歌を歌いたい」と意気込んだ。宮秋孝史監督は「いい試合ができるよう頑張りたい」と気を引き締めていた。【福原英信、脇山隆俊】

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