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ウクライナ侵攻

ロシアによるウクライナへの軍事侵攻から1年。長期化する戦闘、大きく変化した国際社会の行方は……。

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英国、ロシア兵死傷は300人以上と分析 「発表は偽情報がまん延」

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英国旗=松井勇人撮影
英国旗=松井勇人撮影

 ウクライナ東部ドネツク州マケエフカで1日未明に起きたロシア軍兵舎へのウクライナ軍の攻撃を巡り、英国防省は28日、ロシア兵の実際の死傷者数が300人以上に及ぶ可能性が高いとの分析結果を公表した。ロシア国防省は4日に「89人が死亡した」と発表したが、実際ははるかに多かった可能性があり、英国防省は「ロシアの発表には偽情報がまん延している」と指摘した。

 英紙ガーディアンによると、ロシア軍が認めた1回の攻撃による死者数としては、89人という数字は昨年2月の侵攻開始以降、最多だった。ロシア国防省は4日、兵士らが軍紀に反して「私用の携帯電話を使った」ことでウクライナ側に居場所を探知されたと説明した。だがこの説明は、ロシア軍指導部への批判の高まりを避け、あくまで現場の兵士の規律違反が原因と印象付ける狙いがあるとの見方も出ていた。

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【ウクライナ侵攻】

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