特集

第72期王将戦

第72期ALSOK杯王将戦の特集ぺージです。記事、動画、棋譜、写真特集などで歴史的対決の様子をお伝えします。

特集一覧

王将戦2勝の藤井 「負けて泣く少年、今は最も完璧に近い」森下九段

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
王将戦第3局に勝利して、感想戦で対局を振り返る藤井聡太王将=金沢市の金沢東急ホテルで2023年1月29日午後4時47分、加古信志撮影
王将戦第3局に勝利して、感想戦で対局を振り返る藤井聡太王将=金沢市の金沢東急ホテルで2023年1月29日午後4時47分、加古信志撮影

 金沢市の金沢東急ホテルで28、29日に指された第72期ALSOK杯王将戦七番勝負(毎日新聞社、スポーツニッポン新聞社主催)の第3局。現地で戦況を見守った森下卓九段(56)が、以前からよく知る羽生善治九段(52)と藤井聡太王将(20)について、思いを語った。藤井王将については「(幼い頃は)よく泣く少年だなという印象しかなかったが、一日ごとに強くなった。今、パーフェクトに最も近いんじゃないか」と感慨深げだった。

 森下九段は1998年の第48期王将戦で羽生九段に挑戦し、1勝4敗で敗れた。第1局は62手の短手数で制したが、「あとはきっちり負かされました。技量や勝つことへの執念、どちらも羽生さんが上だと思い知らされました」と頭をかく。

この記事は有料記事です。

残り765文字(全文1082文字)

【第72期王将戦】

時系列で見る

関連記事

あわせて読みたい

マイページでフォローする

この記事の筆者
すべて見る

ニュース特集