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第72期王将戦

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将棋 森下卓九段が語る王将戦 藤井王将、完璧に最も近い 羽生九段の無心期待

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対局中、考え込む羽生善治九段(左)。藤井聡太王将(右)は窓の方向を見上げる=金沢市の金沢東急ホテルで2023年1月29日午後2時16分
対局中、考え込む羽生善治九段(左)。藤井聡太王将(右)は窓の方向を見上げる=金沢市の金沢東急ホテルで2023年1月29日午後2時16分

 金沢市の金沢東急ホテルで28、29日に指された第72期ALSOK杯王将戦七番勝負(毎日新聞社、スポーツニッポン新聞社主催)の第3局。現地で戦況を見守った森下卓九段(56)が、以前からよく知る羽生善治九段(52)と藤井聡太王将(20)について、思いを語った。藤井王将については「(幼い頃は)よく泣く少年だなという印象しかなかったが、一日ごとに強くなった。今、パーフェクトに最も近いんじゃないか」と感慨深げだった。

 森下九段は1998年の第48期王将戦で羽生九段に挑戦し、1勝4敗で敗れた。第1局は62手の短手数で制したが、「あとはきっちり負かされました。技量や勝つことへの執念、どちらも羽生さんが上だと思い知らされました」と頭をかく。

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