- ツイート
- みんなのツイートを見る
- シェア
- ブックマーク
- 保存
- メール
- リンク
- 印刷

新型コロナウイルスが、今年5月に感染症法上の「5類」に分類されるようになるという。結核などと同じ「2類相当」だったものが、季節性インフルエンザや麻疹、梅毒などと同じ扱いになる。
5類感染症は、重症化リスクや感染力に応じた分類のうち、比較的危険性が低く、既に知られた感染性の病気とされる。
変更の決定について、メディアの世論調査やネット投票などでは、5類に賛成する人が反対を少し上回る結果だった。2類相当を維持すべきだという人も、一定の割合いる。ネットのコメント欄では、それぞれの立場から批判し合うようなやりとりも見られた。
流行の中心がオミクロン株になり、重症化リスクが大きく下がった。治療も対策も手探りだった2020年とは大きく状況が変わっている。ただし、最近は、亡くなる人がこれまでになく多い。救急搬送が滞る医療逼迫(ひっぱく)も続く。
この記事は有料記事です。
残り572文字(全文943文字)