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ウクライナ侵攻

ロシアによるウクライナへの軍事侵攻から1年。長期化する戦闘、大きく変化した国際社会の行方は……。

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新START後継条約、締結できない可能性「ある」 露外務次官

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ロシア外務省の庁舎=モスクワで2014年9月、真野森作撮影
ロシア外務省の庁舎=モスクワで2014年9月、真野森作撮影

 ロシアのリャプコフ外務次官は30日に公表されたインタビューで、米露間の唯一の核軍縮の枠組み「新戦略兵器削減条約」(新START)の後継条約を締結できないまま、2026年に期限を迎える恐れに言及した。ロシアによるウクライナ侵攻を受け、米露が関係改善の糸口を見いだせない中、戦略兵器を管理する枠組みが破綻する可能性が現実味を帯びている。

 リャプコフ氏はロシア通信とのインタビューで、26年に期限を迎える新STARTの後継条約を結べない可能性を問われると「十分にあり得るシナリオだ」と回答。ここ数年の米国について「全ての軍備管理の枠組みを含め、最も重要なつながりを意図的に壊そうとする身勝手な意向を目にしてきた」と批判を展開した。

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【ウクライナ侵攻】

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