- ツイート
- みんなのツイートを見る
- シェア
- ブックマーク
- 保存
- メール
- リンク
- 印刷

極限環境に耐え「最強生物」とも呼ばれるクマムシに緑色蛍光たんぱく質(GFP)を発現させ、「光るクマムシ」をつくったと、自然科学研究機構などのチームが1日発表した。極限に耐える仕組みの解明につながる成果という。
クマムシは体長0・1~1ミリの8本足の小さな動物。一部の種は、体内の水分を極端に減らして代謝をやめる「乾眠(かんみん)」をする。乾眠状態では、絶対零度に近い極低温や真空、高圧、強い放射線、宇宙空間など、通常の生物では生きられない環境に耐えることができる。寿命は2カ月ほどだが、乾眠す…
この記事は有料記事です。
残り372文字(全文619文字)