点字毎日 視覚障害者らに栄誉 厚労大臣表彰
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2022年度の「厚生労働大臣表彰者」が発表され、「障害者自立更生等厚生労働大臣表彰」は62人に決まった。
このうち、視覚障害者向け福祉機器の開発・販売会社「レハ・ヴィジョン」(石川県能美市)代表取締役、一二三(ひふみ)吉勝さんは「社会参加促進功労」での表彰。一二三さんは2002年6月、色彩の音声案内装置「カラートーク」の販売元として、会社を設立。03年からは、トイレ内音声情報装置「ポッチシリーズ」を販売している。この他、国に働きかけ、自立歩行できない人向けの身体支持併用白杖(はくじょう)を13年、補装具として認めさせるなど、視覚障害者の社会参加推進に尽力した点が認められた。
「更生援護功労」の中には、横須賀市視覚障害サポート協会会長・田坂典子さん(神奈川)や、全国児童発達支援協議会顧問・宮田広善さん(東京)も入った。同協会は1983年、市視覚障害者協会のクラブ活動などを支援するために発足。田坂さんは2000年春に入会し、副会長などを歴任している。一方、同協議会は障害種別に関わらない子どもの支援を目的に、09年に設立。全国539の障害児通所施設・事業所が加盟しており、…
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