「施設出たい。金ならいくらでも」強盗指示のルフィ?逃亡計画か

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
全国で相次ぐ強盗事件などを巡り、指示役とされる「ルフィ」と名乗る人物らが収容されているビクタン入管収容所=フィリピンの首都マニラ近郊で2023年1月28日午後2時16分、石山絵歩撮影
全国で相次ぐ強盗事件などを巡り、指示役とされる「ルフィ」と名乗る人物らが収容されているビクタン入管収容所=フィリピンの首都マニラ近郊で2023年1月28日午後2時16分、石山絵歩撮影

 全国で相次ぐ強盗事件で指示役だった「ルフィ」と名乗る人物の可能性があり、現在はフィリピンの入管施設に拘束されている日本人男性4人のうち、今村磨人容疑者(38)が昨年12月、現地の弁護士に「施設から何としても出たい。金ならいくらでも出す」と相談していたことが関係者への取材で判明した。施設からの逃亡を計画していたとみられる。

 関係者によると、弁護士らが今村容疑者と面会したのは昨年12月30日のこと。今村容疑者は入管施設を訪れた弁護士に対し、「交際相手が日本にいるが、彼女の親はフィリピンにいる。日本には帰るつもりはない。彼女と結婚するために施設を出たい」と相談。弁護士から「とてもお金がかかる」と指摘されると、「いくらでも出す」と答えたという。

この記事は有料記事です。

残り248文字(全文571文字)

あわせて読みたい

マイページでフォローする

この記事の筆者
すべて見る

ニュース特集