時代遅れ?「県民手帳」生き残れるか 5万部超ベストセラーの県も

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これまで発行されてきた大分県の県民手帳を並べる県職員=大分県庁で2022年11月21日午前11時33分、津島史人撮影
これまで発行されてきた大分県の県民手帳を並べる県職員=大分県庁で2022年11月21日午前11時33分、津島史人撮影

 観光名所や年中行事、特産物など各地のご当地データを盛り込んだ「県民手帳」が、相次いで姿を消している。広島県は2022年版を最後に発行を終え、滋賀県と大分県は23年版で幕を閉じる。デジタル端末やウェブ上で予定を管理する人が増え、紙の手帳離れが進んだことなどが背景にある。ただ、わが街の姿を統計の形で知ってもらおうと、生き残りをかけて工夫を凝らしている地域もある。

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