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ウクライナ侵攻

ロシアによるウクライナへの軍事侵攻から1年。長期化する戦闘、大きく変化した国際社会の行方は……。

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ウクライナの文化施設、破壊相次ぐ マリウポリの劇場なども

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ロシア軍の攻撃で破壊されたマリウポリの劇場の内部=ウクライナ南東部マリウポリで2022年4月3日、ロイター
ロシア軍の攻撃で破壊されたマリウポリの劇場の内部=ウクライナ南東部マリウポリで2022年4月3日、ロイター

 ロシア軍が侵攻を続けるウクライナでは、文化施設にも大きな被害が出ている。国連教育科学文化機関(ユネスコ)の集計では、238カ所の教会や図書館、劇場などが被害を受けた(2023年2月1日時点)。世界遺産の暫定リストに登録されている北部チェルニヒウの歴史地区にある聖キャサリン教会などの歴史的な建造物も含まれる。学校など学習施設の被害は3051件に上るという。

 ユネスコは1月25日、南部オデッサの歴史地区を新たに世界遺産に指定した。さらなる破壊から文化遺産を守るための「決意」(アズレ事務局長)を意味していた。ウクライナの世界遺産は首都キーウ(キエフ)の聖ソフィア大聖堂など8カ所となり、オデッサは存続が危ぶまれる「危機遺産」にも指定された。

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【ウクライナ侵攻】

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