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平野部でも雪が積もるなど厳しい寒波に見舞われた1月下旬の熊本県では、強い冬型の気圧配置の影響で、有明海沿岸のノリの養殖施設で強風による深刻な被害が相次いだ。今季は当初、赤潮の影響で色落ちの被害が出るなど不作が懸念されたものの、回復傾向にある中で寒波に襲われ、漁協関係者からは落胆の声が上がっている。
熊本地方気象台によると、1月24日は宇城市三角町で最大瞬間風速が23・3メートル、玉名市岱明町で19・4メートルを観測。風で支柱が倒壊し、ノリ網が破れる養殖施設が相次いだ。
有明海でノリ漁をする熊本県の15漁協すべてで被害があり、特に荒尾市など県北では壊滅状態に近い漁協もあるという。
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