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センバツ出場を決めた東邦には、ノック練習の前に必ず行う「儀式」がある。突然選ばれた1人の選手が仲間の前で練習への意気込みを叫び、円陣を組む。昨秋の新チームから始まった試みで、山田祐輔監督が提案した。練習に勢いを持たせ、チームの一体感を高めることが目的という。新たな儀式が選手たちの闘志に火をつける。
意気込みを叫ぶ「メッセンジャー」はローテーションなどではなく、石川瑛貴主将(2年)が練習前に全部員の中からランダムに選び、ノック直前にその日の選手を指名する。「誰が指名されるか分からないドキドキ感がある」といい、指名された選手はその場で考えたその日の練習目標や注意点などを叫ぶ。
昨秋までの「声出し」は主将だけが担ってきたが、山田監督の「主将以外の選手も積極的に声をかけ、練習に勢いを持たせてほしい」という思いからこの方式に改めた。
今月2日は控え投手の片山恭(1年)が担当。「日本一のチームになるためには日本一の練習をしなければいけない。まずはノックを気合入れていくぞ!」と野太い声で叫ぶと、他の選手たちが「おー!」と呼応し、勢いよくグラウンドに飛び出した。片山は「日本一という言葉にこだわった。僕たちが甲子園で目指しているのは日本一なので」と笑顔を見せていた。【森田采花】
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