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ウクライナ侵攻

ロシアによるウクライナへの軍事侵攻から1年。長期化する戦闘、大きく変化した国際社会の行方は……。

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ロシア産石油製品に上限価格 G7など合意 追加経済制裁の一環

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ロシア・イルクーツクにあるディーゼル燃料プラント。主要7カ国(G7)、欧州連合(EU)、オーストラリアはロシア産の石油製品を購入する際の上限価格について合意した=2019年3月、ロイター
ロシア・イルクーツクにあるディーゼル燃料プラント。主要7カ国(G7)、欧州連合(EU)、オーストラリアはロシア産の石油製品を購入する際の上限価格について合意した=2019年3月、ロイター

 主要7カ国(G7)と欧州連合(EU)、オーストラリアは4日、ロシア産石油製品を購入する際の上限価格を、軽油やガソリンなどは1バレル=100ドル(約1万3000円)、重油などは1バレル=45ドルとすることで合意したと発表した。ウクライナへの侵攻を続けるロシアへの追加経済制裁の一環で、5日から始める予定。

 エネルギー輸出によるロシアの収入を減少させるのが主な狙い。ロシア産の石油製品を取引する際の価格に上限を設け、それを上回る価格で取引されたものについては、輸送に必要な海上保険などを認めないよう保険会社に義務付ける。世界の主要保険会社の大半はG7を拠点としているため、制裁に加わらない国も上限を超えた取引がしにくくなる。

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【ウクライナ侵攻】

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