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ウクライナ侵攻

ロシアによるウクライナへの軍事侵攻から1年。長期化する戦闘、大きく変化した国際社会の行方は……。

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ウクライナの出生数24%減 海外で出産か 人口減加速の恐れ

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ロシア軍の侵攻を受けるウクライナで生まれたばかりの女児を抱きかかえる母親=ウクライナ東部ドネツク州スラビャンスクで2023年1月11日、ロイター
ロシア軍の侵攻を受けるウクライナで生まれたばかりの女児を抱きかかえる母親=ウクライナ東部ドネツク州スラビャンスクで2023年1月11日、ロイター

 ロシアに侵攻されたウクライナで、2022年1~11月に登録された新生児数が前年同期比で24%減少したことが、同国のデータ分析会社の報告で分かった。侵攻後の国外避難民は約800万人に上り、多くの女性が海外での出産を選んだとみられる。戦時下で子を授かることをためらう人も多く、侵攻前から続いていた人口減少が加速する恐れがある。

 出生数低下による人口動態の急激な変化が、戦闘終結後の復興や経済回復の大きな障害になりかねない。

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【ウクライナ侵攻】

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