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都内有数の桜の名所として知られる目黒川沿いの桜などを保全するため、目黒区が2023年度から3年がかりで本格的な対策に乗り出す。老朽化した樹木の剪定(せんてい)や植え替えなどを進め、倒木や枝折れの危険から木を守り、春に美しい花を咲かせる風景を後世に伝えていく考えだ。
目黒川は新型コロナウイルスの感染拡大前は毎年300万人を超える花見客が訪れていた桜の名所。区によると、区内には目黒川沿いの約800本を含めて公園や緑道などに約2200本が植えられている。
区が15年度に目黒川沿いの782本を診断したところ、約9割は健全か健全に近い状態だったが、一部に問題を抱えている木もあった。枝や葉が密集すると風通しが悪かったり光が当たらなかったりして樹勢が低下し、枝折れや倒木の危険もあることから、剪定などの対策が必要になっていた。
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