修学旅行でSDGs学ぼう 神戸観光局、誘致へプログラム開発

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「KOBE SDGs 探究プログラム」に参加した大学や市民団体、企業の関係者ら=神戸市役所で2023年1月30日午後2時59分、山本真也撮影
「KOBE SDGs 探究プログラム」に参加した大学や市民団体、企業の関係者ら=神戸市役所で2023年1月30日午後2時59分、山本真也撮影

 神戸観光局は、神戸市内の企業などと協力し、修学旅行の中高生向けの「KOBE SDGs 探究プログラム」を開発した。環境保全や社会課題の解決に向けての取り組みを実地で学ぶ。震災学習と並ぶ、誘致のキラーコンテンツを目指す。

 神戸を代表するアシックスや神戸製鋼所などの企業や公共施設、NPOなど32団体が参加し、29のプログラムがそろった。約2時間のコースで、修学旅行生がグループごとに好きなプログラムに参加するイメージだ。

 酒造メーカーの神戸酒心館は、酒蔵を見学し、気候変動の稲作への影響やカーボンゼロの取り組みを学んでもらう。市民団体「神戸空襲を記録する会」は、市内の戦跡を歩き、アニメ映画「火垂(ほた)るの墓」に登場する御影公会堂などでグループディスカッションする。神戸大は、先端膜工学研究センターを見学し、キャンパスの水環境を学ぶ。

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