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ウクライナ侵攻

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東部制圧「3月までに」 プーチン氏が指示か ウクライナ軍分析

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ソ連軍の勝利から80年となる記念式典で演説するプーチン露大統領=ボルゴグラードで2023年2月2日、AP
ソ連軍の勝利から80年となる記念式典で演説するプーチン露大統領=ボルゴグラードで2023年2月2日、AP

 ウクライナの英字紙キーウ・ポスト(電子版)は1日、ロシアのプーチン大統領が3月までにウクライナ東部ドンバス地方(ルガンスク、ドネツク両州)の完全制圧をロシア軍に指示したと報じた。ウクライナ国防省情報総局のチェルニャク報道官が同紙に語った。

 チェルニャク氏はこの情報について、「ウクライナ軍内部の情報分析」の結果としている。

 両軍は現在、ドネツク州の要衝バフムトなどを巡り激しい攻防を続けている。東部制圧を狙うプーチン氏だが、米シンクタンク「戦争研究所」は2日、ウクライナ側が依然としてドネツク州の42%以上の面積を支配しているとの分析結果を公表。ロシア側が今後、同州などを完全に占領できるほどの「十分な戦闘力」はないとしたうえで、プーチン氏が自軍の能力を「過大評価している」可能性を指摘した。

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【ウクライナ侵攻】

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