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LGBTQ当事者「荒井元秘書官と一緒」 法案反発の保守系議員を批判

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LGBTQ関連法案の成立を岸田政権に求める記者会見で質問に答える性的少数者の支援団体「fair」の松岡宗嗣代表理事(左)=東京都千代田区で2023年2月7日午後1時36分、内藤絵美撮影
LGBTQ関連法案の成立を岸田政権に求める記者会見で質問に答える性的少数者の支援団体「fair」の松岡宗嗣代表理事(左)=東京都千代田区で2023年2月7日午後1時36分、内藤絵美撮影

 LGBTQなど性的少数者や同性婚のあり方を巡り、荒井勝喜元首相秘書官が差別発言で更迭されたことを受け、当事者団体の代表者が7日に東京都内で記者会見し、性的少数者の人権を守る法整備を訴えた。自民党の保守系議員が「LGBT理解増進法案」に反発していることについて「差別をしたいと言っているようなもので荒井元秘書官の発言と認識は一緒だ」と批判した。

 同法案は「性的指向及び性自認を理由とする差別は許されない」と明記した罰則規定がない理念法で、2021年に与野党の実務者間で合意したが、自民党の保守系議員の反発で国会提出が見送られた経緯がある。自民党の西田昌司政調会長代理は7日、同法案に関連し、記者団に「内心にかかる問題に関わってくる。(差別の)禁止規定や罰則は、逆に社会を分断させてしまう」などと語った。

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