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ウクライナ侵攻

ロシアによるウクライナへの軍事侵攻から1年。長期化する戦闘、大きく変化した国際社会の行方は……。

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米、ロシア産アルミに200%の高関税か 追加制裁で圧力強める

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米ワシントンのホワイトハウス=2022年6月、共同
米ワシントンのホワイトハウス=2022年6月、共同

 バイデン米政権がウクライナ侵攻を続けるロシアへの追加制裁として、ロシア産アルミニウムに200%の関税を課す準備を進めていることが分かった。米欧メディアが6日報じた。侵攻開始から今月下旬で1年を迎えるのを控え、圧力を強める狙いがある。

 バイデン政権は戦費調達に打撃を与えるため、石油や食品などロシア産品の輸入を相次いで禁止。関税優遇措置の剥奪などを行い、主要7カ国(G7)と協調してロシアへの制裁を強化している。

 アルミ関税について、米ブルームバーグ通信は今週中にも発表される可能性があると伝えた。バイデン大統領はまだ承認していないとみられる。現状35%の関税を200%に大幅に引き上げれば、輸入を事実上停止することになる。政権内では自動車や航空・宇宙産業といったアルミを使う産業への悪影響を懸念する声も残っている。

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【ウクライナ侵攻】

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