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トルコ南部で6日に発生した大地震で、トルコと隣国シリアでは7日昼(日本時間7日夜)までの死者が少なくとも5151人に上り、負傷者も2万4000人を超えた。ロイター通信などが伝えた。被災地の寒さは厳しく、雪の降る地域もあり、家を失った被災者や救助をめぐる厳しい環境が続いている。
アナトリア通信によると、特に被害が大きいのはシリア国境に近いトルコ南部・南東部で、ガジアンテプ、シャンルウルファ、ディヤルバクル、アダナなどの各県で多くの建物が倒壊したという。トルコのエルドアン大統領は7日、被害が大きい10県に3カ月間の非常事態宣言を出した。
ロイター通信によると、トルコ当局は7日、国内では少なくとも3549人が死亡し、5775棟の建物が倒壊したと明らかにした。崩落した住宅の下に多数の人が取り残されており、犠牲者はさらに増える恐れがある。エルドアン氏は6日、「(3万人以上が死亡した)1939年の東部地震以来、最大の災害だ」との見方を示した。
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