「救命胴衣になる」水に浮くランドセル発売 震災教訓に開発
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東日本大震災を教訓に水難事故から子どもたちの命を守るため、眼鏡用品の製造販売会社・栄商会(浜松市東区)は3月1日、水に浮くランドセルを発売する。プールと浜名湖で小学生による実験を実施。立ち会ったライフセーバー(水難救助員)の評価も高かったという。【山田英之】
震災後の津波に襲われた宮城県石巻市の大川小学校を視察した70代の男性が「助かる方法はなかったのか」と考え続け、水に浮くランドセルを発案。栄商会に相談して、2018年2月から商品化に向けた打ち合わせが始まった。
着脱を簡単にしたり、水がたまらないようにランドセルに複数の穴を開けたりして開発を進めた。商品名はウクラン。水に浮くランドセルの略称から名付けた。
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