大阪ダブル選 非維新の谷口氏と北野氏、カジノ含むIR誘致「反対」

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大阪府知事選への立候補を表明した谷口真由美氏(右)と大阪市長選への立候補を表明した北野妙子氏=大阪市中央区で2023年2月8日午後5時29分、望月亮一撮影
大阪府知事選への立候補を表明した谷口真由美氏(右)と大阪市長選への立候補を表明した北野妙子氏=大阪市中央区で2023年2月8日午後5時29分、望月亮一撮影

 大阪府知事・大阪市長のダブル選(4月9日投開票)で、大阪芸術大客員准教授の谷口真由美氏(47)と自民党市議の北野妙子氏(63)が8日、大阪市内でそろって記者会見し、谷口氏が知事選、北野氏が市長選にいずれも無所属で出馬すると正式表明した。

 両氏は、地域政党・大阪維新の会に対抗する政治団体「アップデートおおさか」から出馬要請を受けていた。維新も候補者を発表しており、これでダブル選の主な顔ぶれが固まった。

 両氏とも、府市が進めるカジノを含む統合型リゾート(IR)の誘致に「反対だ」と明言。建設予定地の人工島・夢洲(ゆめしま)では液状化の恐れが判明するなど問題が相次いでおり、住民の判断材料となる情報開示を求めていくとした。IRは国が計画を審査中で、選挙前に認定が出る可能性がある。

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