視覚障害者にメイク 「なりたい自分」見つけて 社会参加を後押し

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資生堂のスタッフからアドバイスを受け、メークの仕方を習う松月園の利用者(左)=福岡市南区の松月園で2022年10月28日午前11時4分、山口桂子撮影
資生堂のスタッフからアドバイスを受け、メークの仕方を習う松月園の利用者(左)=福岡市南区の松月園で2022年10月28日午前11時4分、山口桂子撮影

 日常生活にさまざまな変化をもたらしたコロナ禍。マスク生活が長引き、「顔が隠れるので」と化粧をしなくなった人も多いのでは。しかし、化粧には意欲を高める効果があるとされ、閉じこもりがちな視覚障害者にメークを教える講座も開かれている。目の不自由な人のメークを巡る現場を取材し、化粧がもたらす効果について考えてみた。【山口桂子】

 「指先にパール粒くらいの量を出してください。顔の中心から外側に円を描くように、下地をつけていきます」

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