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第72期王将戦

第72期ALSOK杯王将戦の特集ぺージです。記事、動画、棋譜、写真特集などで歴史的対決の様子をお伝えします。

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羽生、相手の動きピタリと止めた一手 藤井「読み精度足りず」王将戦

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第4局に勝ち、感想戦で対局を振り返る羽生善治九段=東京都立川市のSORANO HOTELで2023年2月10日午後4時49分、長谷川直亮撮影
第4局に勝ち、感想戦で対局を振り返る羽生善治九段=東京都立川市のSORANO HOTELで2023年2月10日午後4時49分、長谷川直亮撮影

 東京都立川市のSORANO HOTELで9日から指された第72期ALSOK杯王将戦七番勝負の第4局(毎日新聞社、スポーツニッポン新聞社主催、ALSOK特別協賛、囲碁・将棋チャンネル、立飛ホールディングス、森永製菓協賛)は10日午後4時3分、挑戦者の羽生善治九段(52)が藤井聡太王将(20)に107手で勝ち、対戦成績を2勝2敗のタイに戻した。持ち時間各8時間のうち残り時間は、羽生九段1時間56分、藤井王将1時間2分。第5局は25、26の両日、島根県大田市のさんべ荘で行われる。

 前日に藤井王将が2時間24分考えて封じた手は△5二同玉だった。控室の検討陣は、この手を先手陣の攻めが続いて危険とみていた。実戦も検討通りの手順が続いた後、藤井王将の△2三角(70手目)が検討に挙がっていなかった手。しかし、羽生九段がこの角を取って3一に打ち込むと藤井王将の動きがぴたりと止まる。検討陣からは「藤井王将は▲3一角(73手目)を軽視していたのではないか」の声も聞かれた。防戦一方になった…

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【第72期王将戦】

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