「やりたいこと諦めなくてもいい」 注文に時間がかかるカフェ、映画に

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主題歌などを披露した過心杏さん=川崎市高津区で2023年2月5日午前11時25分、宮島麻実撮影
主題歌などを披露した過心杏さん=川崎市高津区で2023年2月5日午前11時25分、宮島麻実撮影

 滑らかな発話が難しい吃音(きつおん)を持つ若者らがスタッフを務め、家や店舗などで1日限定でオープンする「注文に時間がかかるカフェ(注カフェ)」。川崎市内で2022年7月に開かれたカフェで店員を務めた4人を追ったドキュメンタリー映画が製作された。4人は「吃音を持つ子どもたちに映画をみてもらい、やりたいことを諦めなくてもいいと伝えたい」と願う。

 注カフェは自身も吃音を持つ相模原市出身の奥村安莉沙さん(30)が発案し、21年8月から全国9カ所で開かれてきた。今回製作された映画は、奥村さんが監督を務め、店員の10~20代の男女4人に密着し、注カフェにかける思いやメニューの開発などの舞台裏を追った作品だ。

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