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安倍晋三元首相銃撃

2022年7月8日、演説中の安倍元首相が銃撃され、死亡しました。その後の「国葬」にも疑念が…。

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安倍氏と旧統一教会、山上被告の恨み…銃撃事件裁判の争点は

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鑑定留置先の大阪拘置所から奈良西署に移送された山上徹也容疑者=奈良市で2023年1月10日午後3時12分、大西岳彦撮影
鑑定留置先の大阪拘置所から奈良西署に移送された山上徹也容疑者=奈良市で2023年1月10日午後3時12分、大西岳彦撮影

 奈良市で参院選の応援演説中だった安倍晋三元首相(当時67歳)が銃撃され死亡した事件で、奈良県警は13日、同市の無職、山上徹也被告(42)=殺人罪などで起訴=を無許可で銃を製造したとする武器等製造法違反や世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の関連施設への建造物損壊など計五つの容疑で追送検した。首相経験者が殺害された戦後例のない事件は、発生から約7カ月を経て県警の一連の捜査が終結した。これら複数の容疑を、奈良地検は近く起訴するかどうか判断するとみられ、今後は裁判に向けた手続きが本格化する。

 追送検で県警は、国政選挙中の事件だったことを重視し、公職選挙法違反(自由妨害)容疑を適用するかどうかを最後まで検討。「検察庁の判断を仰ぐべく送検した」と説明した。

 銃撃事件は参院選の投開票を2日後に控える中で発生。事件が起きた演説会場にいた自民党候補の陣営関…

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【安倍晋三元首相銃撃】

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